昨年の最多勝はパリ-グが楽天の田中将大投手が24勝、セリ-グはヤクルトの小川泰弘投手が16勝で最多勝を受賞しましたが今年の最多勝争いは大混戦で勝利数が15勝に届くかが微妙なラインとなっています。
飛ぶボ-ル問題では打者有利の時期もありましたが、ボ-ルも改正となり少しは投手有利となっているように思いますが勝ち星が延びていません。
一昔前の最多勝と言えば20勝と言うイメ-ジがありますが最近は登板数も減っている関係で20勝投手が出にくくなっています。ですから昨年の田中投手のように負け星を最低限で抑えないと現状かなり難しい数字でしょうね・・・
もう一つの原因は各チ-ムのエ-スが不調や故障で勝ち星が延びていません。
昨年の楽天の田中投手とまでは無理だとしても絶対的エ-スが各チ-ムにいるとそのエ-スからどのような作戦で対戦チ-ムが点を取るのかを考えて野球観戦をするのも僕自身の楽しみ方です。
今年の絶対的エ-スを探して見るとオリックスの金子千尋投手が一番近いかなと思います。
成績は13勝5敗 防御率1.88(2014年9月15日現在)です。
残り試合を考えると金子投手の登板数は4試合ぐらいだと思うので是非とも4連勝して17勝での最多勝を期待しています。
セリ-グについては最低15勝での最多勝を狙ってほしいものです。
*15勝未満での最多勝
・1998年 13勝 西口文也投手(西武)
武田一浩投手(ダイエ-)
黒木知宏投手(ロッテ)
・2000年 14勝 バンチ投手 (中日)
松坂大輔投手(西武)
・2001年 14勝 藤井秀悟投手(ヤクルト)
2014年9月16日 倉本記