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業界のハナシ

第2回 溶接レジューサのシーニング加工

【溶接レジューサとは】
溶接レジューサとは、口径の違う管を接続する際に使用する継手です。80Aの管と50Aの管を接続する場合は80A X 50A のレジューサを使用します。レジューサーには同芯のコンセントリック・レジューサと偏芯のエキセントリック・レジューサがあります。

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【配管設計】
同じ圧力で流体を供給する場合、口径が小さくなると管に掛かる圧力は大きくなります。例えば80Aの管にスケジュール40相当の圧力を掛け、口径を50Aに絞ると50Aの管に掛かる圧力はスケジュール40よりも大きな圧力となります。その場合、1ランク上のスケジュール80の管で設計します。

【スケジュール違いの管の接続】
スケジュール違いの管を接続する場合でも、通常レジューサはスケジュール40や80といった単一のスケジュールのものしかありません。耐圧を確保するためにレジューサは接続する管の耐圧の大きいほうを採用する場合が多いです。

【問題点】
たとえば、80Aスケジュール40の管と50Aスケジュール80の管を接続する際にスケジュール80のレジューサを使用すると、80Aの管と継手の接続部の開先先端部がズレてしまいます。突合せ部を密着させて溶接すれば、スケジュール80相当の圧力では流体漏れが発生する心配はあまりないと思います。ただし、内径に段差が生じてしまうのでスムーズに流体が流れなくなり渦巻きが発生して、管の内壁を傷つけるキャビテーションという現象が起きる事があります。また開先先端部が合わないため、裏波溶接は出来ません。内径を削って開先先端を揃える必要があります。内径を削って開先先端を揃える事をシーニング加工と言います。

【シンニングとシーニング】
シーニングをシンニングと呼ぶ場合がありますが、どちらが正しいのか疑問に思っていました。英語でThinning(シンニング)は細線化となりますがシーニングに当てはまる英語を見つけられませんでした。しかし韓国の継手メーカーではシーニングと言っていました。シンガポールのストッキストはテーパーダウン(Taper down)と言っていたし・・・
インターネットで調べ続けて数か月、やっと答えらしきものが見つかりましたので発表します。
答えは、原子力規格委員会の、「第17回 供用期間中検査検討会 議事録」の中にありました。議事録2ページ、(5)-1)-b に、「シンニング」と「シーニング」という言葉はどう使い分けしているのか。
⇒PWR で従来から慣用的にシンニングを使用しているが,シーニングで統一する。(http://nusc.jp/giji/kouzou/UT17.pdf
国内ではシーニングを使えば間違いないですね。

【現状把握】
①メーカー手配:メーカーへシーニング加工品を依頼すると早くても1か月以上納期が掛かります。
②施工工場対応:納期が間に合わない場合は、施工工場で内径を削って開先先端を整えて使います。ただし溶接検査が必要な工事では開先が公差に収まらず不合格になる場合もあります。

【ご提案】
そんなシーニング加工の悩みを当社が解決いたします。
当社ではシーニング加工に多数の実績を持つ工場と提携して、指定公差のものを短納期でご提供いたします。

【特長】
①専用治具で芯Rと旋盤の中心軸を揃えますので芯ズレを防ぐ事が出来ます。
②切削の際にレジューサへ球状治具を挿入して真円度を確保します。

【納期】
納期は1週間から10日といったところです。超特急もご相談に応じます。

【ロット】
1個から加工いたします。材料支給でも加工可能です。

【価格】
80A X 50AのPT370スケジュール80レジューサで、80A側をスケジュール40加工した場合の加工費は約2000円(送料別途)です。明細を頂いてから見積りいたします。見積無料ですのでまずはご相談ください。

【事例紹介】
自社製品を海外へ輸出されるお客様から、ASME規格のレジューサをシーニング加工する依頼があります。JIS以外のレジューサの加工も可能です。また、ASME規格のステンレス溶接継手は当社で在庫していますので材料込みで短納期対応が可能です。

【お問い合わせ】
下記へお問い合わせください。
メール:info@ryokosangyo.co.jp
電話:菱光産業 営業部 082-832-3349
FAX :菱光産業 営業部 082-832-3359

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